会社サイトのトップページやサービス紹介は問題なく表示されるのに、画面下部のフッターだけが古いまま残っていることがあります。
プライバシーポリシーをクリックすると「ページが見つかりません(404)」と表示される、利用規約のリンクがリニューアル前のURLのままになっている、すでに公開を終えたページへのリンクが残っている、といったケースです。
フッターは全ページに共通して表示されるため、一か所の不備がサイト全体の印象に影響します。
特に、更新担当者が決まっていない小規模な会社や店舗のサイトでは、メニューやお知らせは更新していても、フッターだけが制作当初のまま残りやすい傾向があります。
本記事では、フッターのリンク切れや古いポリシー導線が訪問者にどう受け取られるかを整理したうえで、修正前にリンクを「外す」「付け替える」「中身を直す」の3つに分ける手順と、対応時の注意点を解説します。
結論|フッターは全ページに表示される信頼の導線として見直す
フッターのリンク切れや古いポリシー導線に気づいたとき、最初に取り組むべきはデザインの刷新ではありません。
フッターに並ぶリンクを一つずつ確認し、それぞれを「外す」「付け替える」「中身を直す」のどれで対応するかを分けることが先決です。
最初のゴールはサイト全体の点検ではありません。フッターのリンクが現在の会社の正しいページにつながっているかを確認し、対応方法を分けるところまでで十分です。
対応方法が決まれば、社内で修正する場合も外部に依頼する場合も、作業内容を短く正確に伝えられるようになります。
フッターのリンク切れを見過ごせない理由
フッターは普段あまり注目されない場所ですが、訪問者が特定の目的を持ってクリックする場面があります。
- 問い合わせや申し込みの前に、個人情報の取り扱いを確認したいとき
- 取引や採用の検討にあたり、会社概要やアクセス情報を確認したいとき
- 利用規約や特定商取引法に基づく表記を確認したいとき
- 目的のページが見つからず、サイトマップを探すとき
こうした場面でリンクが切れていたり、古い内容のページが表示されたりすると、訪問者は社内の事情を知らないまま、公開されている情報だけで会社を判断することになります。
その結果、本文がどれだけ整っていても、情報の管理が行き届いていない会社という印象を持たれる可能性があります。
個人情報の取り扱いを確認できないまま、問い合わせフォームに入力することにためらいを感じる訪問者は少なくありません。フッターの不備は、問い合わせや申し込みの直前で離脱を招く要因にもなり得ます。
フッターで起こりやすい導線の不具合
「リンク切れ」とひとことで言っても、実際の状態はいくつかの種類に分かれます。代表的なものは次のとおりです。
- リンク先が404になる
-
プライバシーポリシーや利用規約へのリンクが、存在しないページを指している状態です。
- 旧URLのまま残っている
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サイトのリニューアルやURL変更の際に、フッターのリンクだけが張り替えられていない状態です。
- 公開を終えたページへのリンク
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過去の採用ページ、終了したキャンペーンページ、旧会社案内などへのリンクが残っている状態です。
- リンク先の内容が古い
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リンクは正しく機能しているものの、ページの本文が旧社名や他社のテンプレートのままになっている状態です。
- 表示名と移動先が一致しない
-
「プライバシーポリシー」と表示されているのに、トップページや問い合わせフォームに移動してしまう状態です。
いずれも意図的に放置されているわけではなく、本文やメニューを更新する際に、フッターだけが作業対象から漏れてしまうことで起こりやすい不具合です。
たとえば、経営者は「プライバシーポリシーのページは用意してある」と認識していても、フッターのリンクだけが旧URLのまま404になっている、というケースは珍しくありません。
修正の手順|「外す」「付け替える」「中身を直す」に分ける
フッターの修正は、すべてを一度に作り直す必要はありません。次の3つの手順で状況を整理すると、作業の優先順位がはっきりします。
トップページまたは任意の下層ページを開き、フッターに並ぶリンクを上から順にクリックします。
プライバシーポリシー、利用規約、特定商取引法に基づく表記、サイトマップ、アクセス、採用情報、SNSなど、表示されているものはすべて対象です。
スマートフォン表示でフッターの構成が変わるサイトでは、スマートフォンでも同様に確認します。
リンクが切れていた場合は、リンク名、URL、表示された画面を記録します。リンクが機能していても、旧社名や明らかに古い内容が表示される場合は、その旨もあわせて記録しておきます。
記録したリンクを、後述の表を参考に「外す」「付け替える」「中身を直す」のいずれかに分類します。この段階では修正作業に入らず、分類を終えることを優先します。
フッターは一か所だけで管理されているとは限りません。テーマのフッターウィジェット、フッター用メニュー、ページごとに作られた個別のフッター、英語ページなど、同じ旧URLが複数の場所に残っていることがあります。
すべてを同じ日に終える必要はなく、全ページ共通のフッターを最優先で修正し、そのほかの場所は順次対応していく進め方でも問題ありません。
STEP2で使う振り分けの目安は、次のとおりです。
| 対応方法 | 該当する例 | サイトでの扱い |
|---|---|---|
| 外す | 公開を終えたページ、終了したキャンペーンページ、名称だけ残った中身のない規約ページ | フッターからリンクを削除する。必要に応じてページも非公開にする |
| 付け替える | ページは存在するが、旧URLや別のURLを指している。リニューアル時の張り替え漏れ | 現在公開している正しいURLへリンクを変更する |
| 中身を直す | リンク先は正しいが、本文が旧社名や旧連絡先のまま。他社のテンプレートが残っている | リンクはそのまま残し、ページ本文を現在の会社の情報に合わせて改訂する |
「中身を直す」に分類したページは、リンクの修正とは別の作業として扱います。
リンク切れだけを直して、本文が他社のテンプレートのまま残っているという状態も起こりやすいため、分類の段階で切り分けておくことが大切です。
振り分けが済んでいれば、外部に作業を依頼する場合も「フッターの3件は付け替え、1件は削除、プライバシーポリシーはURLは正しいが本文が旧社名のまま」といった形で、作業内容を簡潔に伝えられます。
フッターを修正する際の注意点
フッターのリンクを修正する際は、次の点に注意してください。
- 旧URLが外部サイトからリンクされている場合や、ブックマークされている可能性がある場合は、リンクの削除だけでなく新しいURLへのリダイレクト(転送)設定も検討する
- ページを非公開にする前に、フッター以外の場所(本文中のリンクや問い合わせフォームの同意欄など)から参照されていないかを確認する
- プライバシーポリシーや特定商取引法に基づく表記の本文を改訂する場合は、法令との関係もあるため、必要に応じて専門家に確認する
- 修正後もキャッシュの影響で古い表示が残ることがあるため、時間を置いて再度確認する
特に、問い合わせフォームの同意欄からプライバシーポリシーにリンクしている場合、フッターだけを直しても同意欄のリンクが切れたままになることがあります。
フォーム周辺のリンクもあわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
フッターのリンク修正について、よく寄せられる疑問をまとめました。
まとめ
フッターは全ページに表示されるため、リンクの不備が本文以上に会社の印象を左右することがあります。本記事の要点を整理します。
- フッターは、問い合わせ前や取引の検討時に確認される信頼の導線である
- リンク切れや古いポリシーへの導線は、会社全体の管理状態として受け取られやすい
- 修正前に、リンクを「外す」「付け替える」「中身を直す」に分けて整理する
- 同じリンクが複数の場所に残っていないか、フォーム周辺も含めて確認する
まずは自社サイトのフッターを開き、プライバシーポリシーや利用規約のリンクが現在のページに正しくつながっているかを確認するところから始めてみてください。
フッター導線の整理やリンクの付け替えを社内で進めることが難しい場合は、アドメディアでもご相談を承っています。
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